平成28年9月14日〜17日、ドイツの首都ベルリンにて第4回成年後見法世界会議が開催され、日本成年後見法学会の常任理事である冨永は、これに出席しました。今回の世界会議では14のパネル(分科会)で議論が深められた後に、最終日に、平成22年10月に横浜で開催された第1回成年後見法世界会議で承認された「成年後見制度に関する横浜宣言」を一部修正する決議がなされました。また、この世界会議に先立つ9月12日には、日本、ドイツ、韓国及び台湾の研究者と実務家が集って国際シンポジウムが開催され、?支援付き意思決定、?後見類型の一元化と多元化、?成年後見の連携ネットワークをテーマに活発な意見交換が行われました。